花巻

「なまこ壁」で酒蔵イメージ 自販機デザインを統一 道の駅石鳥谷【花巻】

酒蔵をイメージしたデザインに統一した自販機コーナー

 花巻市石鳥谷町の道の駅石鳥谷(梅野尚彦駅長)に酒蔵をイメージした自動販売機がお目見えし、利用客から注目を集めている。

 同施設は本県第1号の道の駅として1993年に開業。2022年に土産物産館「酒匠館」がリニューアルしたほか、新トイレ・休憩施設が完成し、現在は駐車場などの舗装工事を進めている。開業30周年を迎える今夏には、市がリニューアルを進める南部杜氏伝承館などとともにフルオープンする予定だ。

 自販機はリニューアル工事に伴い昨年10月から撤去されていたが、再設置に当たって「南部杜氏の里」石鳥谷にふさわしいデザインに統一しようと検討。酒蔵などに見られる外壁の伝統的工法「なまこ壁」模様にすることを決め、自販機設置業者8社も協力した。

 自販機は酒匠館の正面横に8台設置され、2月下旬から運用を始めている。

 梅野駅長は「色やひし形の大きさにこだわり、全体として統一感のあるデザインになった。工事で利用者にはご不便をお掛けするが、今夏にはリニューアルイベントなどを予定しており、休憩や食事などで気軽に利用してほしい」と話している。

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