北上・西和賀

風味豊か寒ざらしそば 町内外5店舗で提供 19日まで【西和賀】

湯夢プラザが提供している「春の先取り寒ざらしセット」

 寒風にさらして乾燥させた西和賀町産のそばを提供する「西和賀の寒ざらしそばまつり」(町そば祭り実行委員会主催)は、4日始まった。町内外5店舗で、豪雪地が育んだ豊かな風味を楽しめる。町内の温泉施設や飲食店で特典を受けられる周遊券を配布し、地域活性化にもつなげる。19日まで。

 極寒の気候風土を生かした寒ざらしは、秋に収穫した新そばを冷水に約1週間漬けた後、寒風に1週間ほどさらして乾燥させることで、甘みや風味が増す。

 手掛ける西和賀産業公社によると、2022年度の西和賀そばの栽培状況(同公社扱い分)は作付け面積が約133ヘクタール、収穫量は約64トンで、このうち寒ざらしそばは昨年末から約1トンの計画で仕込み作業が行われた。

 まつり期間中、同町沢内字太田の農家食堂「およね」はこだわりの手打ち二八そばの全メニューに寒ざらしそばを使用。同町白木野の春乃家は、十割そばに使い、数量限定で提供する。

 同町川尻の十割そばの店「湯夢プラザ」では、十割そば(かけそばかもりそば)と山菜など天ぷら三種、地元産切り干し大根を使った小鉢、ばっけみそのおにぎりなど「春の先取り寒ざらしセット」(税込み1200円)を1日30食限定で販売。寒ざらしのかけそば、もりそば(ともに同850円)も提供するほか、100円増で通常メニューを寒ざらしに変更できる。

 千田賢司店長(53)は「甘みがあり、食感が滑らかな良いそばができた。この時期だけのものなので、西和賀に来て味わっていただきたい」とPRする。

 食事した人に配布する周遊券を提示すると、期間中、碧祥寺博物館入館料や温泉施設入浴料の50円引き、湯田牛乳ソフトクリームやカタカゴ・ヒルズカフェのコーヒーの50円引きなどのサービスを何度でも受けられる。寒ざらしそばは花巻市吹張町のやぶ屋花巻総本店、釜石市野田町の川㐂家でも味わうことができる。

 問い合わせは同実行委事務局の同公社=0197(82)2211=へ。

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