北上・西和賀
音楽劇元気いっぱい 児童１６人、成果披露 キッザートうたクラス【北上】
北上市文化交流センターさくらホールのこどもの舞台芸術体験事業「キッザート」うたクラスの発表会は５日、同ホールで行われ、子供たちが音楽劇で１年間の集大成となる歌声と演技を披露した。
うたクラスでは関東方面で活動するメゾ・ソプラノ歌手菅家奈津子さんとピアニスト御園生瞳さん、地元のピアニスト名須川明子さんを講師に月１回、歌や演技の指導を受けてきた。
同日は受講する小学生１６人が出演し、保護者らが見守る中、音楽劇「ぽんぽん山の月」を上演。
それぞれ張りのある声で表情豊かに演技し、息の合った元気のいい歌声を響かせた。
新型コロナウイルスや最近のインフルエンザ流行でなかなかメンバーがそろわず、練習時間が限られる中での発表会となった。今回で卒業する新渡戸千鶴さん（和賀東小６年）は「自分の役を深く演じることができ、みんなと劇を作り歌えて楽しかった。本番では全員一丸となって集中できた。ダンスクラスと両方（の受講）で大変だったけれど楽しかった」と満足そうに話した。
菅家さんは「みんな本番ではよく集中してくれた。ありがとうと言いたい」と語った。
