奥州・金ケ崎

待ってた春競馬 ファンら熱視線【奥州】

水沢競馬場で開幕した「春競馬」の第1レース

 岩手競馬の第10回水沢競馬は11日、奥州市水沢姉体町字阿久戸の水沢競馬場で始まった。「春競馬」のスタートに多くのファンらが来場し、レースに熱い視線を送った。夕方の最終レースでは新設の走路照明が使用され、薄暮時でも競走ができるようになった。

 春の水沢競馬は、第10回が11~14日、第11回が19~21日、26~28日の計10日間となっている。

 11日は初日を記念して入場無料となり、12レースを実施した。競走は「春の水沢競馬オープニング賞」で幕開け。午前は風が吹いたものの、晴れ渡って暖かい天候となった。スタンドには家族連れなど多くの来場者があり、土ぼこりを上げて駆ける競走馬を見守っていた。東日本大震災の発生日でもあり、第7レースは「東日本大震災を語り継ぐ日」と冠して行われた。

 同競馬場の近くに住む30代の会社員男性は「きょうは天気もよく、家族と遊びに来てみた。照明が付くことで活気が出るのは良いこと。一層人が集まる施設になってほしい」と話していた。

 2023シーズンは4月2日に同競馬場で開幕し、今季と同規模の特別開催を含め全22開催(水沢11開催64日、盛岡11開催66日)を予定している。

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