一関・平泉

花咲く思い出に 永井小児童が上生菓子作り【一関】

花の形をした上生菓子作りを体験する児童ら

 小学生向け春休み思い出づくり体験会「おいしく春を感じよう」は16日、一関市花泉町の永井市民センターで開かれ、永井小の児童18人が和菓子や飾り巻きずしを作りながら交流した。

 4月から中学校、または町内6小学校の統合に伴い誕生する新花泉小に進学する前に永井地区の友達との思い出を作ってもらおうと同センターが企画した。

 前半は、同市地主町に本店を構える和洋菓子製造・販売の松栄堂から和菓子職人の片平正男さんを迎え、スイセンと桜の形をした上生菓子作りを習った。

 最初に片平さんが児童に手本を見せ、黄色やピンク色の生地を鮮やかな手さばきで花の形に作り上げた。

 児童は「すごい」と驚き、それぞれ挑戦。片平さんにこつを教わりながら生地を広げたり丸めたりし、竹串などの道具を使って丁寧に形作っていった。

 佐藤鈴さん(2年)は「粘土みたいな感じがする。初めてだけど、うまくできた。お母さんと食べたい」と一生懸命取り組んでいた。

 後半は、切り口がチューリップやバラの模様になる飾り巻きずしを地元の食生活改善推進員らと一緒に作り、昼食として味わった。

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