あすから新連載小説 「椿ノ恋文」 小川糸・作 shunshun・画
重松清さんの長編小説「はるか、ブレーメン」は20日に終了し、21日からは小川糸さんの長編小説「椿ノ恋文」が始まります。鎌倉で代書屋を営む女性が育児や家事に奮闘しながら、依頼者のさまざまな要望に応えて、ふさわしい手紙をつづる心温まる物語です。ご期待ください。
岩手日日新聞の読者の皆さま、初めまして。今度、連載小説のコーナーで「椿ノ恋文」を執筆します。主人公の守景鳩子は、鎌倉で「ツバキ文具店」を営みながら、代書屋をしている女性です。この物語は、「ツバキ文具店」「キラキラ共和国」に続く、ポッポちゃんシリーズ第3弾です。鎌倉の風景を想像しながら、読んでいただけますと幸いです。
小川 糸(おがわ・いと)1973年山形県生まれ。2008年のデビュー作『食堂かたつむり』は英語などに翻訳され、11年にイタリアのバンカレッラ賞、13年にフランスのウジェニー・ブラジエ賞を受賞。『ツバキ文具店』とその続編となる『キラキラ共和国』、また『ライオンのおやつ』は「本屋大賞」候補となっていずれも上位に選出された。
shunshun(しゅんしゅん)1978年高知県生まれ、東京育ち。広島県在住の素描家。千葉大で建築を学び、建設会社勤務を経て絵の道に。「おかえりモネ」後半ポスターなど広告・書籍の装画を手掛けている。
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