もう少しの間 冬用タイヤで NEXCO東日本呼び掛け【北上】
NEXCO東日本北上管理事務所(岡田剛所長)は22日、北上市北鬼柳の東北道北上江釣子インターチェンジで、県警高速隊北上分駐隊(八重樫徹分駐隊長)などと合同で終冬期の交通安全キャンペーンを展開し、引き続き冬用タイヤでの走行と安全運転を啓発した。
春先も天候の急変で場所によっては降雪もあり得ることから、毎年キャンペーンを実施。同日はNEXCO東日本グループと同隊から15人ほどが活動に参加し、ドライバーに「もう少しの間、冬用タイヤで」「安全運転で」と呼び掛け、啓発用リーフレットやウェットティッシュ入りのグッズ100セットを配布した。
県内は気温が高い日が続いているものの、昨年も3月下旬以降に降雪があり、NEXCO東日本では4月下旬も凍結防止の薬剤を散布したという。八重樫分駐隊長は「今年度の冬場は一昨年度、昨年度より県内の高速道路での事故はかなり減少したが、いつ何時雪が降るか分からない。これからのシーズンはぼんやり運転やハンドル操作のミスで中央分離帯などにぶつかるケースもある」と語り、安全運転を促していた。