県内外

書写書道の秀作5567点展示 県小中高作品コン・盛岡

県民会館で開かれている県小・中・高校書写書道作品コンクール展覧会

 県書写書道教育研究会(八木橋哲男会長)の第51回県小・中・高校書写書道作品コンクール展覧会は22日、盛岡市の県民会館で始まった。県内の児童生徒による秀作5567点を展示。力強くしなやかな筆遣いが来場者の目を引きつけている。26日まで。

 児童生徒の書写力の向上を図ろうと毎年開催。今回は小学校248校、中学校101校、高校38校、支援学校11校、書道塾12団体の計410団体から3万9760点の応募があり、審査の結果、最高賞の県知事賞5点を含む特別賞221点、推薦1764点、特選3582点が選ばれた。

 同会によると、例年期間中の来場者数は8000~9000人。今年も初日から子や孫の作品鑑賞のため訪れた家族連れらでにぎわい、生き生きとした作品の数々に見入っていた。

 昨年の第50回からは学校教育での指導など書写書道の発展に尽力した同会創設者の功績を顕彰する「吉丸正夫賞」も創設した。

 八木橋会長は「日本人として日本の文字を正しく、しっかり整えて書くことだけでなく、感性を養ってほしいという吉丸先生の思いも知ってもらいたい」と話している。

 入場無料。開催時間は午前9時30分~午後5時(最終日は4時)。

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