奥州・金ケ崎

日高火防祭盛り上げて CF寄付金、実行委に 水沢42歳厄年連【奥州】

千田会長(右)から寄付金の目録を受け取る倉成市長

 奥州市の2023年度奥州水沢42歳厄年連「戌進会(けんしんかい)」(千田正太会長)は23日、日高火防祭(ひぶせまつり)実行委員会(会長・倉成淳市長)に27万9840円を寄付した。同市水沢で4月29日に4年ぶりに開催される同祭で、はやし屋台を運行する町組6団体に助成金として交付される。

 戌進会は祭りを支援し盛り上げるため、クラウドファンディング(CF)で寄付を募ることを計画。目標額31万円に対し、期限までに35件、計31万8000円が寄せられ、手数料を除いた額を寄付した。

 贈呈は市役所で行われ、千田会長が倉成市長に目録を手渡した。

 CFを通して山車の引き手が集まるなど新たなつながりも生まれたといい、千田会長は「会の発足時から、厄年連だけでなく各出演団体と共に盛り上がることができるよう協力したいと考えていたので、形にできてうれしい。日高火防祭は幅広い年代が一緒に出る祭り。どの年代も欠けない持続可能な祭りになってほしい」と述べた。

 同祭は新型コロナウイルスの影響で20~22年は中止されていた。倉成市長は「寄付を頂けたことで搭乗者が参加するハードルが下がる」と感謝していた。

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