奥州・金ケ崎

小野寺大さん(胆沢中2年)最優秀 食や工芸の魅力も紹介 動画コン・ラブふる奥州

ラブふる奥州2022で入賞した(右から)小坂さん、小野寺大斗さん、小野寺悠惟さん、小野礼司さん

 「おうしゅう動画コンクール~ラブふる奥州2022~」(奥州市主催)の表彰式は25日、同市水沢の市役所本庁舎で行われ、最優秀賞に輝いた小野寺大斗さん(14)=胆沢中学校2年=ら入賞者に表彰状と副賞が贈られた。小野寺さんは2年連続の最優秀賞で「動画を見て奥州市に来てくれる人が一人でも増えればうれしい」と話している。

 同コンクールは動画作成を通じた同市への郷土愛の醸成、認知向上を図るとともに、新たな魅力発信、シティープロモーションを進める狙いで2021年度に続いて2回目の開催。中学生以上29歳以下の個人かグループが応募対象で今回は9点の応募があった。

 表彰式では、審査結果が発表され、小野寺隆夫副市長からそれぞれに表彰状と副賞が手渡された。小野寺副市長は「作品はどれも若い感性にあふれていた。市内には魅力がまだまだたくさんある。これからも若い感性で発信してほしい」とあいさつ。

 小野寺さんは「前回は風景を紹介させてもらったが、今回は景色ばかりでなく、食や工芸などの魅力を紹介させてもらった。伝統工芸の現場では撮影に快く応じてもらい、人の温かさも感じた。大谷(翔平)選手で奥州市が注目されているが、興味を持ってもらって動画を見て来てくれる人が一人でも増えればうれしい」と喜びを語った。

 作品は同市の公式ホームページや交流サイトで公開するほか、市内のデジタルサイネージ、いわて銀河プラザでのPRイベントで活用する。

 最優秀賞を除く結果は次の通り。(敬称略)

 ▽優秀賞=「田舎の暮らし×田舎の景色」(小野寺悠惟、23歳、水沢)▽優良賞=「#ワタシの景色はお金で買えない価値がここにある」(グループ代表小坂陽斗、14歳、胆沢)▽審査員特別賞=「見続けたい風景」(小野礼司、17歳、江刺)▽「“人”を育てる街おうしゅう」(グループ代表澤田莉菜、23歳、同)

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