運転士不足で一部減便 県交通・来月ダイヤ改正【岩手】
県交通は、運転士不足が続いているため、4月1日から路線バスのダイヤを改正する。全域で平日便の約11%、土日・祝日便の約7%に当たる一部路線で減便を実施する。
県南沿岸地区では、平日に石鳥谷線(北上駅前―県立中部病院・ヨーカドー―志和口)が19便から13便に、同線(北上駅前―県立中部病院―花巻駅前)が12便から7便に変更。2便だった同線(北上駅前―県立中部病院―花巻空港駅)は廃止とする。
ともに1便だった成沢線(北上済生会病院―成沢公民館前)、湯口線(花巻駅前―志戸平温泉)の両ルートも廃止。水沢金ケ崎線(胆沢病院―県南免許センター)は18便から12便に、水沢前沢線(水沢駅前―胆沢病院―イオン前沢店)は20便から12便になる。
土日・祝日では、水沢金ケ崎線を10便から6便に、水沢前沢線を16便から8便に減らす。1便だった水岩線(江刺バスセンター―岩谷堂・一中前―水沢駅前)は休日運休とする。
県交通は「厳しい所では平日に運転士とダイヤが同数で、休みが取れない営業所もある。他の路線でカバーできる所や利用客数が少ない所から減便し、極力利用客に影響が出ないようにしたい」としている。