一関・平泉

知識、技術習得誓う 幼児教育学科に33人 修紅短大入学式【一関】

入学生を代表して宣誓する小野寺さん(左)

 修紅短期大(一関市萩荘、千葉正学長)の2023年度入学式は1日、同市大手町の一関文化センターで行われた。入学したのは幼児教育学科第68回生となる33人で今後2年間、音楽や造形などの実習を含めた学習課程を通して教育者や保育者に必要な専門知識、技術の習得を目指す。

 教職員や来賓、保護者を含む約100人が出席。千葉学長は式辞で「きょうから皆さんは生徒ではなく学生で、社会に出るために備え、自らの意思で物事を決めて律することが求められる。自分で立つ『自立』と自らを律する『自律』を心掛け、短くも長い2年間の学生生活を充実したものにしてほしい」と語った。

 来賓の佐藤善仁市長による式辞に続き、入学生を代表して小野寺怜那さんが「幼稚園教諭、保育士の資格取得を目指し、本学の建学の精神である『信愛』『健康』『報恩』を大切に、心身の鍛練に務めながら、学生としての本分を全うすることを誓う」と力強く宣誓した。

 在学生代表で学生会長の前田祥さんは「不安や悩みがあれば友人や先生に相談し、2年間いろいろなことに挑戦して充実した学生生活を過ごしてほしい」と歓迎の辞を述べた。

 式は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から壇上を除きマスクを着用し、来賓の限定や国歌を静聴するなどの措置が取られた。

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