花巻
「次は必ず金メダル」 全国準Ｖを報告 花巻東高女子硬式野球部
第２４回全国高校女子硬式野球選抜大会（３月２３日～４月２日、埼玉県など）で準優勝した花巻東高女子硬式野球部は６日、花巻市松園町の同校で報告会を開いた。選手たちは、全校生徒からの応援に感謝するとともに、さらなる飛躍を誓った。
同部は創部４年目で、２、３年生５９人が所属している。全国選抜大会は２年連続２度目の出場で、東京ドームで行われた決勝は神戸弘陵（兵庫）に０―６で敗れて日本一には届かなかったが、準優勝を飾った。
生徒約４７０人が見守る中、ベンチ入り選手と学生コーチ２６人が登壇。小田島順造校長は「昨年も全国高校女子硬式野球ユース大会で準優勝し、間違いなく力が付いてきている。これからも精進して頑張ってほしい」と述べた。
生徒会の後藤ななみ副会長（３年）は「皆さんの最後まで諦めず戦い抜く姿は、多くの人に感動を与えた。さらなる活躍を期待している」とエールを送った。
選手を代表し、武藤咲夢主将（３年）は生徒や教員らの応援に感謝を示すとともに、「準優勝という結果に終わってしまい、悔しさが残る大会となった。次は必ず金メダルを持ってここに入場する」と決意を語った。
選手たちは同日、市役所を訪問し、上田東一市長に戦績などを報告した。チームは今夏の全国高校女子硬式野球選手権大会に照準を合わせ、悲願の日本一を目指す。
