指導取り締まりに出動 県警白バイ隊【岩手】
県警交通機動隊の白バイ隊出動式は6日、盛岡市内で行われ、隊員が交通事故抑止に向けた新年度の指導取り締まり活動を本格的にスタートさせた。
式には新沼久治隊長以下23人が出席。隊員は視閲官の高水紀美彦本部長らから服装の点検を受けた後、バイクの赤色灯やサイレン、拡声器などが正常に作動するかどうか確認した。
高水本部長は「指導取り締まりで県民の安全意識を高めていくことが重要だ。死亡などの重大事故抑止に努めてほしい」と訓示。隊員は乗車して3列縦隊で行進後、一般道に向けて一斉出動した。
白バイ隊の活動期間は11月末まで。入隊5年目の佐藤裕恵巡査長(27)=奥州市胆沢出身=は「4月に入り、新入生や新社会人など慣れない道を移動する人も多い。少しでも事故を減らしていきたい」と話していた。