ピカピカ 最後の1年生 胆沢愛宕小入学式【奥州】
県南地方の多くの小学校で7日、2023年度入学式が行われ、新1年生が真新しいランドセル姿で登校し、6年間の学校生活をスタートさせた。
このうち今年度末で閉校する奥州市の市立胆沢愛宕小学校(五安城宏彦校長)には8人が入学。式では在校生26人と保護者らが見守る中、一人ひとり名前を呼ばれ、「はい」と元気よく返事をして起立し一礼した。
五安城校長は「皆さんは安全に登下校してください。車に気を付け、知らない人には付いていかないでください。そしてありがとうの気持ちを忘れないで生活してください。これを約束して、月曜日から元気に登校してください」と呼び掛けた。
同校は24年4月に若柳小と統合予定で、鳥居いづみPTA会長は「胆沢愛宕小での学校生活は1年間だけとなるが、この1年間を充実したものにしてください」と祝辞を述べた。
花巻、北上、胆江地方の小学校入学式は10日まで行われる。