青空の下咲き誇る 展勝地さくらまつり開幕 北上
北上展勝地さくらまつり(実行委主催)は9日、北上市立花の市立公園展勝地で開幕した。新型コロナウイルス感染拡大前の2019年以来、4年ぶりに制限のない通常開催。晴天に恵まれ満開の桜が咲き誇る中、大勢の来場者が繰り出し多彩なイベントや食、花見を満喫した。まつりは30日まで。【9面に関連】
開催式で、実行委の八重樫守民会長は「(開花が)過去最速となり実行委もあたふた準備してきたが、関係者一同おもてなしの精神で進めていきたい。後半は葉桜になるだろうが、みちのく民俗村や陣ケ丘などのシダレザクラ、山桜などいろいろな種類の桜を楽しんでいただければ。今回はインバウンド(訪日外国人客)も結構来ると思うが市民、観光客が十分楽しめるイベントを企画しており、安全・安心な運営を期したい」とあいさつ。髙橋敏彦市長も「ぜひ春を満喫し、30日まで安全に多くの皆さんに楽しんでいただきたい」と呼び掛けた。
たちばなこども園の園児たちが遊戯を披露。八重樫会長、髙橋市長らと共にバルーンを空高く飛ばし、久しぶりの通常開催の喜びを分かち合った。