奥州・金ケ崎

満開桜並木にぎわい 乗馬、餌やり体験も人気 水沢競馬場【奥州】

水沢競馬場北側の桜並木が満開となり、乗馬を体験する子供

 県競馬組合は9日、奥州市水沢姉体町の水沢競馬場敷地内に広がる桜並木を一般開放した。北上川堤防沿いに植生する約150本の桜は満開を迎え、市内外から訪れた見物客が写真撮影したり、用意したシートでくつろいだりして花見を楽しんだ。10、11の両日も午前9時30分から午後4時30分まで一般開放する。

 同競馬場の桜並木は、旧水沢市時代の1988年に堤防沿い約800メートルにソメイヨシノが植栽されて誕生。これ以降、咲き誇った桜が訪れた市民らを楽しませている。また、一般開放は例年、レース開催日に合わせて実施しているが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため2020年から見合わせており、4年ぶりに再開された。

 同組合によると、桜は4日に開花し、7日に満開を迎えたという。開放初日の9日は桜並木を見物したり、カメラで撮影したりと、思い思いに花見を楽しむ人たちの姿が見られた。

 初日は県馬術連盟が馬術用の馬に乗る体験や餌やり体験を行った。市内から家族と共に初めて訪れたという吉長和嗣君(6)は「お馬さんは大きくて、乗っているのがとても楽しかった」と笑顔を見せていた。

 桜並木の開放は10、11日と16~18日に行うほか、体験乗馬も16日に実施するが、桜の咲き具合によっては変更もあるという。

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