一関・平泉

3県地酒味わって 22日、一関でイベント 酒屋女将の会

第3回「酒屋女将の会in一関」を主催する星さん。「一関のまちに出るきっかけにしてほしい」と呼び掛ける

 一関市赤荻のリカーショップホシなど岩手、秋田、宮城3県の酒店のおかみ3人で活動する「酒屋女将(おかみ)の会」は、22日に3県の地酒を味わうイベント「酒屋女将の会in一関」を同市田村町の世嬉の一酒造石蔵クラストンで開く。本県では初開催で「県内六つの蔵元、ワイナリーがお薦めの酒を持って集まる。一関のまちに出て飲食を楽しむきっかけにしてほしい」と参加を呼び掛けている。

 酒屋女将の会は2022年3月、新型コロナウイルス感染拡大の影響で疲弊する飲食店や酒蔵、地域を応援していこうと結成された。西城酒店(宮城県登米市)の西城順子さんが代表を務め、リカーショップホシの星陽子さんと、関小市商店(秋田県鹿角市)の佐藤景子さんが参加している。

 イベントは、おかみ3人の地元を会場にしており、第1回は同年6月に登米市、第2回は同11月に鹿角市で開かれた。第3回となる今回は岩手を中心に秋田、宮城の日本酒やワインが用意される。

 会場では▽磐乃井酒造(一関市)▽岩手銘醸(奥州市)▽喜久盛酒造(北上市)▽泉金酒造(岩泉町)▽桜顔酒造(盛岡市)▽平泉ワイナリー(平泉町)―がそれぞれブースを設ける予定で、30種類ほどの地酒が旬の料理と共に提供される。

 新型コロナの感染拡大に伴う行動制限の緩和が進む中、星さんは「今まで外出が難しかった方もいると思う。今回を機に一関のまちに出て、いろんな飲食店に足を運んでほしい。まだまだ元通りにはならないが、まち全体が盛り上がるきっかけに少しでもなればいい」と話している。

 開催時間は午後6~8時で、定員は約50人。会費は1人6000円。20歳以上の人を対象に参加者を募集しており、17日に締め切る。

 申し込みや問い合わせはリカーショップホシ=0191(25)2247=まで。

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