花巻

新たに電動アシスト 花巻空港 レンタサイクル 利用者要望、2台導入

いわて花巻空港が新たに導入したレンタサイクル用の電動アシスト自転車

 レンタサイクル需要の高まりを受け、花巻市東宮野目のいわて花巻空港は、レンタサイクルとして新たに2台の電動アシスト自転車を導入した。関係者は新たな観光の足となることを期待している。

 同空港ではこれまで、観光客らにシティサイクル3台を貸し出していた。例年50人ほどが利用していたが、利用者から「電動の自転車はないか」という要望が寄せられていたことから導入を決めた。

 電動アシスト自転車は大人用で、パワーモードで約31キロ、オートマモードで約35キロ、ロングモードで約53キロ走行することができる。同空港では電動のほか、シティサイクル2台の貸し出しも行っている。

 同空港ターミナルビル総務課の遠藤綾子さんは「宮沢賢治関連の施設など距離がある観光名所にも行きやすくなり、観光客の行動範囲が広がる。新たな移動手段として活用してほしい」とPRする。

 貸し出し時間は午前8時30分から午後6時まで。料金はいずれも税込みで電動が1000円、シティサイクルが300円。自転車乗車時にヘルメット着用を努力義務化する改正道交法が施行されたことから、ヘルメットは無償で貸し出す。

 自転車は誰でも利用可能。希望者は同空港総合案内所か電話で申し込む。利用後は同空港に返却する。問い合わせは同空港ターミナルビル=0198(26)5011=へ。

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