一関・平泉
シャクナゲ鮮やか きょうからまつり みちのくあじさい園【一関】
一関市舞川のみちのくあじさい園（伊藤達朗園主）で、２２日に「あじさいまつり」の前イベント「しゃくなげまつり」が始まる。当初は３０日からの予定だったが、開花が例年よりも早まったため前倒しした。園内では早咲きのシャクナゲが咲きそろいつつあり、中咲きや遅咲きも今後早めに開花する見込み。
同園では、約１５ヘクタールの敷地内に約４００種４万株のアジサイを植栽。シャクナゲは、来園者にアジサイ以外の花も楽しんでもらうために園内の一画に約４０種３５０株を植えており、２０１９年からあじさいまつりに先駆けてしゃくなげまつりを開催している。
今年は雪が少なく暖かい日が続いた影響からか、例年より１０日以上も早く開花が進んだ。例年は大型連休に合わせて開園しているが今年は前倒しし、スタッフが来園者を迎え入れる準備を急ピッチで進めている。
園内では、早咲きの品種で薄桃色の「モーニングマジック」や、赤紫色の「太陽」が美しい花びらを広げている。同園スタッフの新川正己さん（６３）は「中咲きや遅咲きの花も例年より早く咲き始めそうだ。これからは黄色や紫色などをした大振りのシャクナゲが咲いてくる」と話している。
しゃくなげまつりは５月１４日まで。開園時間は午前９時～午後５時（入園の最終受け付けは午後４時まで）。入場料は８００円（小中学生は２００円、未就学児は無料）。カルミアまつり、あじさいまつりも順次開かれる予定。
