一関・平泉

行楽シーズン幕開け 今季利用開始祝う 千厩・飛ケ森キャンプ場【一関】

テープカットで飛ケ森キャンプ場のシーズン入りを祝う関係者

 一関市千厩町奥玉字飛ケ森の飛ケ森キャンプ場のキャンプ場開きは23日、現地で行われた。新型コロナウイルスの感染拡大後は規模縮小が続き、神事以外の開幕行事を行うのは4年ぶり。テープカットのほか、餅つきや太鼓演奏などでアウトドアのシーズン入りを祝った。

 キャンプ場開きは「飛ケ森キャンプ場をきれいにする会」が主催。神事に約40人が出席してシーズン中の安全を祈願した。足利幸治会長(57)は「飛ケ森キャンプ場はインターネット上でも評判で利用も多く、地域で管理して現状の発信もしている。地元からも良いキャンプ場と言われるよう、今後も清掃などを行っていく」とあいさつ。市や地元選出の県議・市議、観光関係者ら来賓が祝辞を寄せた。

 テープカットに続き、千厩の団体によるアトラクションを展開。入山沢餅つき隊(奥玉地区)が来場者を交え、千本きねで餅をついて振る舞った。小梨黄金太鼓(小梨地区)は「黄金太鼓」など3曲を特設ステージで披露し、大きな拍手を浴びた。

 同キャンプ場は奥玉市民センターと同会が運営。室根山を望み散策もでき、自動車で乗り入れられるのが特徴。水洗トイレの新設や水の飲用化などで徐々に環境が充実し、近年は利用が増えている。既に5月の大型連休などに使用予約が入っているという。使用無料で、今季の受け付け期間は11月初旬までの見通し。

地域の記事をもっと読む

一関・平泉
2024年5月9日付
一関・平泉
2024年5月9日付
一関・平泉
2024年5月9日付
一関・平泉
2024年5月9日付