一関・平泉

イベント多彩にマルシェ 親子連れでにぎわう 川崎・水辺のeco広場【一関】

「水辺のeco広場@マルシェ」に開設されにぎわいを見せた「おさがり広場」

 一関市川崎町を拠点に活動しているNPO法人北上川サポート協会(伊藤博人理事長)が主催する「水辺のeco広場@マルシェ」は3日、同町薄衣の川崎防災センターで開かれた。子ども服を持ち帰れる「おさがり広場」や資源回収、同町の出店者を中心としたマルシェなどを通し、SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを来場者に発信した。

 大型連休に合わせた取り組みとして2022年に続き開催。おさがり広場では、事前に一般から寄付を受けたサイズ別の服や靴などの子ども用品を希望者が持ち帰った。資源回収は金属や古紙類、ペットボトルなどを受け付け、リサイクル推進に貢献した。「かわさきに あつマルシェ」では、手作り品や飲食物の販売など初参加を含め昨年より多い15店舗が出店。北上川でのゴムボート乗船体験も開かれ、会場には親子連れら多くの人が訪れていた。

 家族と来場した佐々木ゆかりさん(36)=同市中央町=は「子ども服はすぐオーバーサイズになり、収納の面でも増え過ぎると困るもの。お下がりでも立派なので助かる。ボートの乗船体験とマルシェにもこれから行ってみる」、同法人の中芝浩美事務局は「水辺のごみ拾いなどの活動もしているが、一般も気軽に参加できる催しとしておさがり広場と資源回収、マルシェを組み合わせた。多くの人にSDGsに賛同してほしい」と話していた。

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