県内外

正々堂々 全力勝負 県高総体総合開会式【岩手】

全選手を代表し宣誓する水沢工男子ボクシング部の和賀選手(中央)

 第75回県高校総合体育大会(県高体連など主催)の総合開会式は11日、盛岡市の盛岡タカヤアリーナで行われた。昨年度同様、新型コロナウイルス感染防止などを考慮し、入場行進をなくして屋内で実施。県内各校の選手たちが各競技での活躍を誓った。

 総合開会式は、2019年度が荒天のため、20、21年度は新型コロナ感染拡大防止のため中止。22年度は参加人数を制限し、初めて入場行進をなくして屋内で行われた。

 今年度は76校から選手152人をはじめ、引率教員、来賓、高校生スタッフなど総勢約360人が参加し、昨年度とほぼ同じ形式で実施。

 学校紹介では、各校の選手代表が「明るく、朗らか、笑顔の全力プレーで栄光を勝ち取ります」「感謝を忘れずプレーします」などと意気込みを語った。

 県高体連の木村基会長は「長らく続いたコロナ禍によるさまざまな制約もほぼなくなった。挑戦、感謝の気持ちを持ってプレーし、試合が終わる最後の瞬間まで諦めることなく、自分とチームの力を出し切ってください」と激励した。

 全選手を代表して、水沢工男子ボクシング部の和賀龍希選手(3年)が「今まで支えてくれた先生や家族をはじめ、応援していただいたたくさんの方々に感謝し、試合では悔いのないよう諦めず、最後まで正々堂々戦い抜く」と宣誓した。

 同日は県高総体プログラム図案選考の表彰式、応援ビデオの上映が行われたほか、水沢、水沢商両校応援団が選手たちに代表エールを送った。

 今大会には80校が参加予定。原則声出し応援が可能となり、18日から6月25日にかけて県内各地で32競技が行われる。

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