奥州・金ケ崎

装束着け縄文人気分 奥州市埋文セ親子体験

「縄文人」になって弓矢を放つ子ども

 奥州市埋蔵文化財調査センターの子ども元気プロジェクト「親子で楽しむ縄文人なりきり体験」は14日、同市水沢佐倉河の同センターで開かれた。参加した親子が火おこしや弓矢での的当てなどを体験し、縄文時代の暮らしに思いをはせた。

 市内から8組20人が参加。麻で作られた縄文時代の装束を身に着けて、飾り玉などを使ったアクセサリー作り、マイギリでの火おこし、弓矢の的当てなどを体験した。

 このうち弓矢体験では、同センター内にシカ、イノシシ、ウサギが描かれたパネルを設置。参加者は職員から「弓の真ん中をしっかり持ち、矢を持って引っ張って」とアドバイスを受け、パネルに向けて矢を放った。獣に当てた参加者には肉の絵が描かれたシールがプレゼントされた。

 安倍侑那さん(水沢南小学校4年)は「弓矢は初めて。当てるのが難しかったけれど楽しい」と笑顔を見せた。

地域の記事をもっと読む

奥州・金ケ崎
2024年9月16日付
奥州・金ケ崎
2024年9月16日付
奥州・金ケ崎
2024年9月16日付
奥州・金ケ崎
2024年9月16日付