一関・平泉

泥の感触に歓声 園児が田植え体験 龍澤寺こども園【一関】

田植えを体験する龍澤寺こども園の園児

 一関市山目町3丁目の認定龍澤寺こども園の田植えは19日、同市上坊地内の約2アールの水田で行われ、年長児が秋にたくさんの穂が実ることを期待して、一生懸命もち米の苗を植えた。

 同園の食育教育の一環。田植えには年長児が4月に種まきを行い、園敷地内で長さ12センチほどまで育てたもち米「こがねもち」の苗が使われた。

 作業に先立ち、講師を務めるJAいわて平泉一関青年部中里支部の支部員が苗の植え方として、4本ほどを持ち、あらかじめ引かれた升目の重なる部分に植えるように呼び掛けた。

 年長児33人と保護者が、前半と後半に分かれて手植えを体験。田植えを行うのは今回が初めてとあって、泥の感覚に慣れず足を滑らせる園児もいたが、保護者らの手を借り、教わった通り丁寧に苗を植えた。

 小野寺源ちゃんは「餅つきをするのが楽しみ」と収穫を心待ちにしていた。同園によると10月に稲刈り、その後に餅つきを計画している。

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