一関・平泉

マスク外し はじける笑顔 一関地方小学校運動会

仲間や家族の応援を受けながら、徒競走で元気いっぱいの走りを披露する厳美小児童

 一関地方にある小学校の多くで20日、運動会が開かれた。新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが「5類」に移行されたこともあり、各校ではマスクを外しての競技や声出し応援も解禁。グラウンドでは元気いっぱいに駆け回る児童たちの笑顔がはじけた。

 2022年に創立100年の節目を迎えた一関市立厳美小学校(佐藤加奈子校長、児童92人)の大運動会では、入場制限がなくなり家族をはじめとする多くの観客が見守る中、全校児童が元気に入場。開会式では6年生の三浦龍君と阿部夢奈さんが「仲間と励まし合い、100周年にふさわしい笑顔と感動を届ける」と誓いの言葉を述べ、児童全員が記念に風船200個を一斉に空高く飛ばした。

 紅白の対抗戦で行われた競技は徒競走や玉入れ、学年代表の最強リレーなど。2年生を皮切りに学年ごとに行われた徒競走では、仲間や家族の応援を受ける児童たちがゴール目指して全力疾走し、プログラムの後半にはPTAも参加して合同で厳美音頭を踊った。

 同日の一関地方は曇りがちだったものの、心配された雨も前夜にはやみ、最高気温は一関22・5度、千厩22・7度(ともに盛岡地方気象台調べ)と平年並みの過ごしやすい暖かさ。同気象台によると、二十四節気の「小満(しょうまん)」となる21日の県内は湿った空気や前線の影響で曇りや晴れ、夜は雨の降る所がある見込み。

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