一関・平泉

岩手側から登頂 栗駒山山開き【一関】

栗駒山頂上で万歳三唱する登山者

 岩手、宮城、秋田3県にまたがる栗駒山(1626メートル)は21日、2023年の山開きを迎えた。岩手側の登山口に近い一関市厳美町の須川ビジターセンター前では関係者約50人が参加して安全祈願祭が行われ、テープカットなどで登山シーズンの到来を祝った。山開きに合わせて5年ぶりとなる岩手側からの山頂登山や、名残ケ原までのトレッキングもあり、参加者は高山植物や登山道からの眺望を楽しみながら心地よい汗を流した。

 登山とトレッキングには市内外から20人余りが参加。このうち、登山は産沼コースで行われ、参加者はガイドの案内で須川ビジターセンター前を出発。名残ケ原、ゼッタ沢を通り東側から山頂を目指す産沼コースを進んだ。例年に比べて残雪が少なかったことから、予定通り約2時間半で山頂に到着した。

 山頂はあいにくの曇り空だったものの、参加者はカメラ付き携帯電話で記念撮影したり、全員で万歳三唱したりして達成感を味わった。

momottoメモ

地域の記事をもっと読む

一関・平泉
2025年5月3日付
一関・平泉
2025年5月3日付
一関・平泉
2025年5月3日付
一関・平泉
2025年5月3日付