北上・西和賀
ステージドリルショーで魅了 専北高吹奏楽部カフェコンサート【北上】
専大北上高校吹奏楽部の第３７回ミュージックカフェコンサートは２１日、北上市文化交流センターさくらホールで開かれ、オリジナルメドレーやステージドリル（マーチング）ショーで約６００人の来場者を楽しませた。
カフェのように気軽に聞いてもらうコンサートとして開催。１年生２６人を加えて新体制となり初の発表の場で部員５４人が出演した。
第１部では２０２３年度の全日本吹奏楽コンクール課題曲「ペガサスの夢」や同部オリジナルメドレーなどを、１～３年生がこれまでの練習の成果を発揮して演奏。
第２部のステージドリルショーには２、３年生が出演。女子部員は華やかなカラーガードの演技を見せ、男子部員も手拍子に合わせて次々と技を決めた。
最大の見せ場「アラジン」では、部員たちが激しい曲に合わせて隊列を整え躍動。力強く一体感のある演奏と演技に、会場は盛り上がりを見せていた。
小林千鯉部長（３年）は「１年生が多く入部し、楽しさも倍になった。第２部も盛り上がり、満足のいく演奏と演技ができた」と笑顔。夏から秋にかけて全日本吹奏楽コンクール、マーチングバンド全国大会の各予選を控えており「次は吹奏楽コンクールに向けて切り替えていきたい」と決意を新たにしていた。
