奥州・金ケ崎

見本園のシャクヤク次々ほころぶ 「氷点」見頃 花きセンター 金ケ崎

県立花きセンターでシャクヤクが次々に開花している

 金ケ崎町六原頭無の県立花きセンターにある見本園で、シャクヤクが次々と開花し、訪れる人の目を楽しませている。赤紫やピンクの花を咲かせる5品種を栽培しているうち、真っ白な「氷点」が一足先に見頃を迎えた。5月末ごろまで楽しめそうだという。

 同センターでは敷地内にある見本園や展示温室、本県出身の画家深沢紅子が好んだ野の花を植栽した庭園などが一般に無料で開放され、自由に見学できる。バリアフリーの穴場スポットとして、福祉施設の団体客なども多く訪れる。

 25日に訪れた一関市中里の増子家晃さん(65)、美和子さん(63)夫妻は「来たのは3度目。温室の珍しい熱帯植物などは見ていて楽しい。シャクヤクも見頃で良かった」と話し、スマートフォンで盛んに撮影していた。

 シャクヤクの見本園では「滝の粧い」「夕映」「華燭の典」などの品種が栽培されている。いずれも花卉(かき)栽培に精通したスタッフが手入れしているだけに見事に育ち、大きなつぼみをほころばせている。

 開館時間は午前10時から午後4時まで。休館は月曜日(ただし、月曜日以降が休日の場合、火曜日または連休明けの日)。

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