西わらび食べ比べて 3店舗がオリジナル丼 西和賀産業公社
西和賀町川尻の西和賀産業公社は、直営レストラン3店舗で町産ワラビ「西わらび」を使った丼の販売を始めた。店舗ごとに異なるメニューを提供し、旬の味覚を食べ比べてもらう試み。工夫を凝らした各店オリジナルの丼物で、西わらび特有の豊かな食感ととろみをPRする。
同町川尻の十割そばの店湯夢プラザでは、たっぷりのワラビのたたきや千切り長芋、カットしたワラビ、メカブなどを載せた「西わらび丼」とそばのセット(1200円)のほか、とろとろのワラビとこしのあるそばを合わせた「西わらびぶっかけそば」(1000円)を提供する。
同町湯之沢のレストハウスゆのさわで販売するのは、ワラビのたたき、長芋、オクラ、カイワレ大根、ミョウガの丼(950円)で、地元の「雪っこ味噌(みそ)」をワラビと合わせて風味付けした。ワラビのお浸し、おしんこ、みそ汁が付く。
同町杉名畑の道の駅錦秋湖の商品は、山の幸と海の幸を組み合わせた「西わらび海鮮丼」(980円)。ワラビのたたき、サーモンとマグロの刺し身、シラス、山芋のしょうゆ漬け、ミョウガ、カイワレ大根などを使った色鮮やかなメニューで、特製しょうゆを掛けて食べる。ワラビのお浸し、小鉢、おしんこ、みそ汁付き。
道の駅錦秋湖の増岡幸樹店長は「山菜と海鮮のコラボレーションを楽しめる丼。西わらび独特の粘りと刺し身がどのように絡み合うか味わっていただきたい」と話している。
問い合わせは同社=0197(82)2211=へ。