一関・平泉
市長、継続開催に意欲 ＴＧＣ ｔｅｅｎ【一関】
一関市の佐藤善仁市長は２９日の定例会見で、２７日に初開催した東京ガールズコレクション（ＴＧＣ）実行委員会主催の若者向けファッションイベント「ＴＧＣ ｔｅｅｎ ＩＣＨＩＮＯＳＥＫＩ ２０２３」を振り返り、「天候にも恵まれ、来ていただいた若い方たちと、若い方たちの家族に大変喜んでいただけたと思う。無事に開催できてありがたい」と語った。
今後の継続開催についてはスポンサーの獲得と市民理解を課題に挙げながらも「いらした方々からは『良かった、良かった』という話だったのでやりたいとは思う」と意欲を示した。
ＴＧＣ ｔｅｅｎは、Ｗ ＴＯＫＹＯが企画・運営するＴＧＣの１０代向けイベント。市内に工場があるヘルメット製造・販売のＳＨＯＥＩから市に寄付された企業版ふるさと納税１億円を活用して開催された。
開催当日は屋内イベントに延べ約３６００人、同時開催された屋外イベントに延べ約１万１０００人が来場。ライブ配信の視聴者数は延べ約５４万６０００人で、総体感人数は延べ５６万人を超えた。
今回の開催について佐藤市長は「私どもが話した方々の声で申し上げれば、良かったという話を頂いている。（屋外の）出展業者からは今までいろんなイベントに行ったが、一番の売り上げだったという話を多く頂いた」と振り返った。さらに市長はＷ ＴＯＫＹＯ側から「非常に高い評価を頂いた」と明らかにした上で「ＴＧＣ ｔｅｅｎは今まで小規模な会場でやっていたそうで、あのレベルでやったのは初めてだそうだ。自治体がストレートに絡んでやったのも初めて。初めて尽くしの中で無事に終えることができた」と述べた。
