県内外
お試し居住者募集 新たに「子育て世代枠」 県事業【岩手】
県は、県外からの移住・定住希望者を対象とした「いわてお試し居住体験事業」の２０２３年度入居者を募集している。家具やＷｉ―Ｆｉ（ワイファイ）環境が整った部屋を使用料月額１万円で貸し出す取り組みで、今年度は新たに設けた「子育て世代枠」の１０戸を含め、計４０戸で入居者を募っている。
同事業は移住・定住の促進と県営住宅ストックの有効活用を図る目的で、２２年度にスタート。今年度は盛岡、花巻、北上、奥州、金ケ崎、一関など１３市町の１５団地のアパートが募集対象となっている。
新規の子育て世代枠（１０戸）は、１８歳以下の子どもと同居する世帯、または県内で出産、育児予定の夫婦世帯が対象となる。
この他は一般世代枠（３０戸）として入居者を募る。入居期間は子育て世代が最長６年、一般世代枠は最長１年間。いずれも県公式フェイスブックを通じた情報発信を行うことが要件となる。
入居希望者は、入居者名簿や移住計画書などの必要書類を県建築住宅課に提出して申請。７月１日から順次、入居可能となる。詳細は県ホームページに掲載している。
問い合わせは同課＝０１９（６２９）５９３１＝へ。
