雄星 日米通算100勝 大谷は13号ソロ
米大リーグ・ブルージェイズの菊池雄星投手(花巻東高出)は現地時間5月30日(日本時間31日)、本拠地で行われたブルワーズ戦に先発し、5回2失点で今季6勝目(2敗)を挙げ、日米通算100勝を達成した。【8面に関連】
菊池は一回に2点本塁打を浴びたが、直後に味方が逆転。二回以降は四球などで走者を出しながらも粘りの投球で要所を締めた。5回2失点3安打4奪三振5四球で、防御率は4・47。
盛岡市出身の菊池は、花巻東高3年春の甲子園で準優勝、夏4強と活躍し、2009年秋のドラフトで6球団から1位指名を受け西武に入団。プロ2年目の6月30日のオリックス戦で初勝利し、日本では通算73勝。19年にメジャー移籍し、同年4月20日のエンゼルス戦で初勝利。マリナーズとブルージェイズで計27勝を挙げている。
エンゼルスの大谷翔平選手(花巻東高出)は、敵地で行われたホワイトソックス戦に3番指名打者で出場し、四回に13号ソロを放った。4打数1安打1打点1三振で、打率は2割6分3厘。
ブルージェイズ・菊池 初回に2点取られてしまったが、何とか粘り強く試合をつくれた。時間はかかったけれど100勝できたことはうれしい。周りに恵まれて野球ができたと感じる。