奥州・金ケ崎

2部門で技術競う 11人、来月全国へ きもの着付選手権東奥羽大会 金ケ崎

ステージ上で鏡も見ずに振り袖を着付け、審査を受ける出場者(前列)

 全日本きもの着付選手権大会東奥羽大会(日本和装学園総合本部主催、岩手日日新聞社など後援)は4日、金ケ崎町西根の町中央生涯教育センターで開かれた。岩手、宮城両県の着付け教室で学ぶ生徒らが全国大会出場権を懸け、振り袖と留め袖の2部門で着付けの技術を競った。

 振り袖の部に3人、留め袖の部に8人が出場。稽古の成果を発揮して、ステージ上で客席に向かって鏡を見ず、主に指先の感覚を頼りに自分一人だけで着付けた。制限時間は予選10分、決勝7分。着付けの出来栄えはもちろん、所作やヘアメークなども含めて審査が行われた。

 他にも講師陣が目隠しで着付けに挑むアトラクション、2022年に全国大会振り袖の部で優勝した生徒による実演、花嫁衣装の着付けなども催された。

 審査の結果、出場者全員が入賞を果たし、7月23日に大阪府で開かれる全国大会へ出場する。主な結果は次の通り。(かっこ内は所属、敬称略)

 ◇振り袖の部=(1)藤沢希音(金ケ崎)(2)藤沢光希(同)▽特別賞=及川一音(同)

 ◇留め袖の部=(1)平井めぐみ(仙台青葉)(2)菅原明日香(金ケ崎)(3)石垣昌代(仙台青葉)

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