海の幸、グルメずらり 南三陸(宮城)物産展初開催 東下り行列縁で 道の駅平泉
平泉町の道の駅平泉で10日、宮城県南三陸町の物産展が始まり、新鮮な海産物や沿岸ならではの魅力あふれるグルメの数々が人気を集めている。11日も午前9時~午後3時に開かれる。
春の藤原まつり「源義経公東下り行列」で藤原秀衡役を同町の佐藤仁町長が務めた縁で今回初めて開催。及善蒲鉾(かまぼこ)店、カネサ海苔(のり)、農漁家れすとらん松野やの3店舗がワカメの詰め放題をはじめ、海苔やすき昆布、タコの頭を使った唐揚げなどを安値で販売した。
海産物がたっぷり入った海鮮はっと汁や、うに焼きそばなどを取り扱う松野やの松野三枝子さん(70)は「南三陸でとれた旬の食べ物がそろっているので、ぜひ訪れてほしい」と語る。
同駅ではこのほか、同じく東下り行列で真砂充敏市長が武蔵坊弁慶に扮(ふん)した和歌山県田辺市の特産品「南高梅」を使った梅酒の限定販売も行われている。