自慢の味や逸品販売 イベント多彩 水沢商人まつり【奥州】
第73回水沢商人(あきんど)まつり(奥州商工会議所主催)は11日、奥州市の水沢駅通りを歩行者天国にして開かれた。市内外の出店業者が自慢の味や逸品、目玉品を販売したほか、餅の振る舞いや演舞などのイベントもにぎわいを呼び込んだ。
駅通りには商工業者や飲食店、授産施設など45事業者が出店。カレーライスなど飲食物の移動販売車のほか、地元の人気食堂のテント、焼きそばやりんごあめなどの露店もあり、祭りの雰囲気を盛り上げた。
イベントでは今年度の水沢25歳厄年連暁煌珋(きょうこうりゅう)、同42歳厄年連戌進会(けんしんかい)の演舞、つきたて餅の振る舞い、消防車両や警察車両、建設重機の展示・乗車体験、抽選会が行われた。
このうち重機の乗車体験では、県建設業協会奥州支部青年部会がバックホー2台を用意し、子どもたちが次々と乗車。部会員のアドバイスを受けた子どもがレバーを操作して水の入ったペットボトルを倒した。母親と訪れた同市水沢の高林翼ちゃん(6)は「レバーを動かして(ペットボトルが)うまく倒れたので楽しかった」と喜んでいた。