奥州・金ケ崎

2回目も「満員御礼」 15店舗、自慢の品販売 奥州ぱんフェス

15店舗の自慢の商品が販売され、多くの来場者でにぎわった第2回奥州ぱんフェス

 第2回奥州ぱんフェス(水沢駅通り商店街振興組合主催)は11日、奥州市水沢東町の水沢グランドホテルで開かれ、市内外のパン屋とカフェの15店舗がそれぞれの個性を出した自慢の商品を販売した。親子連れらが詰め掛け、お目当てのサンドイッチや菓子パンを購入するなど盛況ぶりだった。

 同フェスは、個性的なパン屋が開業する中で、各店舗や消費者がつながれるイベントとして今年3月に同ホテルで初開催され、好評を博した。再度開催してほしいとの来場者のリクエストに応え、3カ月間で準備を整え、2回目にこぎ着けた。

 同日は、同市や一関市、北上市などからパンに関係する商品を扱う店舗が食パン、総菜パン、フルーツサンド、メロンパン、蒸しパンなどを出品。コーヒーやジュースなども合わせて販売した。

 開店30分前には親子連れやグループなどで行列ができる盛況ぶりで、開店後はそれぞれが各店舗を巡りお気に入りの商品を買い求めていた。中には30分足らずで完売する店舗もあった。

 インターネット交流サイト(SNS)で出店情報を見て訪れた人もいて、同市水沢佐倉河の男性(32)は「前回来場できなかったので楽しみにしていた。サンドイッチやシフォンケーキ、あんパンなどを買ったので家族と味わいたい。次回も来たい」と話していた。

 前回に続いて企画を担当した同市江刺の「くろしぇっと」店主の鈴木希さんは「前回が大変好評で2回目を望む声が多かった。今回もパンが好きな人たちが集まってくれて良かった。この企画を通して生まれた出店者同士のつながりを大切にしながら次回も開催したい」と抱負を語っている。

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