魅力的手工芸品並べ きょうまでイベント 郷土文化館でこなまるしぇ【奥州】
奥州市のえさし郷土文化館(相原康二館長)が主催する第11回「こなまるしぇ」は17日、同市江刺岩谷堂字小名丸の同館で始まった。同市を中心に県内外からの出店者が手工芸品や飲食物などを販売するクラフト市で、初日から愛好者が来場して目当ての作品を探し歩いた。18日まで。
江刺の地域産業を支えてきた手仕事の価値を伝え、市日でにぎわった当時のように出店者と来場者の交流を広げようと2017年から開催している。今回は新型コロナウイルス感染防止のため来場者に手指消毒の協力を呼び掛けた。
初日は、同館駐車場に県内外から集まった73店がテントを並べてアクセサリーや雑貨、かばんなどの手工芸品を販売したほか、占いや整体なども行われた。飲食は18店が出店し、キッチンカーによるコーヒーやかき氷、唐揚げなどが人気を呼んだ。
前回に続いて2度目の出店という安倍農園(同市衣川富田)の安倍史朗さんは、キーホルダーやかばんなどの革細工、鶏卵やプリンなどを販売し、「多くの人に製品を見てもらう機会なので非常にありがたい。革細工や、農園で育てた卵などを販売しているので見てほしい」と話していた。
最終日はクラフト80店、飲食17店が出店予定。時間は午前10時~午後3時。同館のホームページで出店者の情報を公開している。