しなやかな演舞披露 県内8団体が出演 GEINO女子【北上】
北上・みちのく芸能まつり「GEINO女子交流会in北上」は18日、北上市文化交流センターさくらホールで開かれた。県内8団体の女性が、稽古の成果を堂々と発表。しなやかで躍動的な演舞を見せ、来場者を魅了した。
多くの民俗芸能団体で女性が大きな役割を果たしている現状を伝え、4年ぶり通常開催となる第62回同まつり(8月4~6日)へ機運を盛り上げようと同まつり実行委が主催。2020年以来の開催で、約100人が来場した。
初めに、今夏の全国高校総合文化祭郷土芸能部門に出場する北上翔南高校鬼剣舞部、伊保内高校(九戸村)江刺家神楽が、若さあふれる演舞を披露。飯豊神楽(遠野市)、南下幅念仏剣舞(奥州市胆沢)、布佐神楽(一関市川崎町)、根反鹿踊(一戸町)の各保存会は、女性の踊り手たちがステージ狭しと躍動した。
かつて民俗芸能は地域内の男性が中心だったが少子化での伝統継承へ、多くの団体が地域外、女性にも門戸を広げ今や女性は欠かせない存在となった。
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