一関・平泉

園芸、摘み取り体験満喫 ハーブフェスタ開幕 Ark館ケ森【一関】

館ケ森ハーブフェスタでプランツギャザリングを体験する参加者ら

 一関市藤沢町のArk(アーク)館ケ森の第6回館ケ森ハーブフェスタは24日、同町黄海字衣井沢山の同施設で開幕した。敷地内のハーブやラベンダーの盛りに合わせたイベントで、県内外からの来場者が季節ならではの企画を楽しんでいる。25日まで。

 「ハーブを身近に感じ、五感で楽しむ2日間」として開催。初日は「ラベンダーを呼吸するyoga」、ハーブの蒸留体験などを催した。

 このうちプランツギャザリングには初心者からベテランまで9人が参加。土の代わりに繊維を砕いたチップ・ベラボンを使い、根を水苔(ごけ)類でくくる園芸法で、花束のように草花が密集した仕上がりとなる。参加者は同施設が用意した草花やハーブをふんだんに使い、思い思いに花器を彩った。同市字樋渡の70代女性は「花束風に小さく植えるのは大変だが、かわいく仕上がった」と満足げだった。

 敷地内では、ラベンダー畑のオカムラサキが日に日に色が深まっており、同日も多くの来場者が訪れ、写真撮影や同フェスタ限定の摘み取り体験などを楽しんだ。仙台市の小学5年生渡邊葵さんは「こんなにたくさんのラベンダーを見るのは初めて」と話し、畝の間を散策していた。

 最終日は盛岡市出身のバイオリンシンガー絵美夏さんの野外ライブ(午前11時、午後1時30分)などが開かれる。ラベンダーの摘み取り体験は入場特典で、1人20本まで。

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