レーシング車特別展示 4年ぶりトヨタフェス・金ケ崎 デモ走行や写真撮影
オールトヨタグループフェスティバルは25日、金ケ崎町西根のトヨタ自動車東日本岩手工場で開かれた。トヨタ車の展示やレーシング車の特別展示、試乗コーナー、グルメストリートなど多彩なイベントで来場者を楽しませた。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年から3年間中止したため、4年ぶりの開催となった。
会場内には県内販売店や関連企業によるブースが設けられ、車両や製品が並んだ。また、レクサス限定販売車のレーシングカーで、世界一過酷とされるドイツのニュルンベルグ24時間を走った「GAZOOレーシング レクサスLFA」、国内を転戦する「GAZOOレーシング ラリーチャレンジ」に参加する「ヤリスカップカー」などが特別展示された。
好天にも恵まれて家族連れやカーマニアなどが詰め掛け、発売されたばかりの新型ミニバンなどに試乗したり、写真撮影をしたりして時間を過ごした。「GR86」などの開発ドライバーとして活躍する佐々木雅弘さんらプロドライバーによるデモ走行やトークショーも人気を集めた。
レクサスLFAやヤリスカップカーを見学するために訪れた盛岡市の高橋彼方さん(23)は「動画投稿サイトで走る姿を見ているが、間近で見る実物は格好良い。憧れの車なので、いつか運転してみたいという気持ちが高まった」と感激した様子だった。
会場内では子ども向けの給油チャレンジ、タイヤボウリングなどの体験コーナー、自衛隊や警察、消防車両などの搭乗体験、ミニ四駆、県内各地のキッチンカーが集まったグルメストリート、スタンプラリーなども催され、いずれも盛況だった。