3B体操 交流の輪 会員ら900人汗流す 県支部7年ぶり【花巻】
日本3B体操協会県支部主催の「岩手3B体操のつどい」は27日、花巻市松園町の市総合体育館で開かれた。体操を通じた心身の健康づくりに取り組む県内の会員らが、用具を使って軽快に体を動かし、交流の輪を広げた。
3B体操は、音楽に合わせてボール、ベル、ベルターの三つの用具を使い分け、筋肉運動やストレッチを行う健康体操。県内では、1300人を超える会員が実践している。
県下の会員が一堂に会する交流会は、新型コロナウイルスの影響もあって2016年以来7年ぶりの開催。指導者37人、会員約800人をはじめ、活動に体操を取り入れる障害福祉サービス事業所こぶし苑の利用者らを含め900人余りが参加した。
会員紹介、交流タイムに続き、指導者によるベルターを使った実技で開幕。会員がグループに分かれ、ボールを使ってしなやかに伸び伸びと演技したり、ベルを使ってかかとやつま先を上げて下半身を強化したりと、音楽に合わせてさわやかな汗を流した。
同協会県支部の小島洋子支部長は「活動の励み、発表の場となる交流会。健康寿命の延伸を目指し、仲間とともに体を動かす楽しさを実感しながら、元気に過ごしていきたい」と話していた。