一関・平泉

夏祭りシーズン到来 ちょうちんタワー点灯 JR一ノ関駅西口前広場

夏まつり開幕に向け、一ノ関駅前に設置されたちょうちんタワーが点灯

 一関の夏を彩る「一関夏まつり」(8月4~6日)に向け、まつりをPRする広告ちょうちんタワーの点灯式は27日夕、一関市のJR一ノ関駅西口前広場で行われた。ちょうちんの明かりがほのかに浮かび、夏祭りシーズンの到来をアピール。今年は70回の記念大会となる中、節目のまつりを盛り上げようと今後は準備が本格化する。

 同日は最高気温が一関29・8度、千厩30・0度(ともに盛岡地方気象台調べ)と、千厩では真夏日になるなど、蒸し暑い一日となった。

 式では、大会長の佐藤善仁市長が「一関夏まつりは70回といろいろな意味で節目で、大いに盛り上がって一関に帰ってきた皆さんが古里を実感できるように迎えたい」とあいさつ。実行委員長の小岩邦弘一関商工会議所会頭も「駅を利用するお客、夏休みを利用して帰省する皆さんにちょうちんタワーを見てもらい、少しでも笑顔になってもらいたい」と語り、ちょうちんに明かりがともされると、集まった人たちは拍手で点灯を喜んだ。

 高さ約5メートル、幅約6メートルのタワーには68個のちょうちんが取り付けられ、中央にはまつり開催期日を知らせる看板が設置された。まつり最終日の8月6日まで連日夜に点灯される。点灯時間は午後6~11時。その後は全国地ビールフェスティバルin一関(8月18~20日)のPR用に模様替えされる。

 70回目となる一関夏まつりは、伝統の七夕まつりが3日間通じて繰り広げられるほか、初日は呼び物の磐井川川開き花火大会、2日目は2代目時の太鼓巡行、くるくる踊り大パレード、最終日は大一関神輿(みこし)祭などのほか、グランドフィナーレを予定している。

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