国内外５５社参加　地ビールフェス・一関　あす前売り券発売

　全国各地の地ビールを楽しめる第２５回＆第２６回全国地ビールフェスティバルｉｎ一関（８月１８～２０日、一関市大手町・一関文化センター前広場）に向け、主催する実行委員会は、３日に前売りチケットを発売する。４年ぶりに集客イベントとして通常開催となる今回は国内外の５５社が参加を予定しており、実行委では全国の地ビールファンを盛大に歓迎するため、今後準備を本格化させていく。

　全国有数のビールフェスとして知られる同フェスは、新型コロナウイルス感染拡大に伴い２０２０、２１年には参加店を巡るスタンプラリー形式で実施された。２２年は集客イベントを目指したが、最終的に年度内は見送られ、今年は２回分を併せて通常開催される。初日は前夜祭として午後２～８時に開催し、開会式が行われる２日目は午前１１時～午後８時、最終日は６時まで。参加５５社のうち、実際にブースを設け出店するのは３５社で、２０社は出品。１５社が初出店、３社が初出品となる。

　前売りチケットは、１シート２００円券１０枚つづりに１００円券を付けて２０００円で販売する。地ビール１杯（２０５ミリリットル）はチケット２枚（４００円）と引き替え。チケットはつまみの購入にも利用できる。当日販売分のシートには１００円券は付かない。前売りは市観光協会や市役所本庁・各支所など同市や平泉町、奥州市、宮城県栗原市、気仙沼市に設けられる販売所とインターネット（イープラス、セブンチケット）で購入可能。販売所は同フェスの公式フェイスブックページで確認できる。

　インターネット販売は通常の前売りチケットに加え、オリジナルグラス付き（３１００円）とリユースカップ付き（２４００円）も用意。リユースカップ（４４０ミリリットル）は環境に配慮した取り組みとして、使い捨てカップ削減を目指し今回初めて試験的に導入され、購入者自身が会場内の洗い場でゆすいだ上で繰り返し利用してもらい、回収せずに持ち帰ることができる。

　前売りはフェス前日の８月１７日までで、販売所では４５００シート、インターネットは５００シートの限定販売となる。問い合わせは実行委事務局の市観光物産課＝０１９１（２１）８４１５＝へ。