衣装コーディネートにテーマ設定 市民モデル募集 9月24日・イチコレ【一関】
9月24日に一関市大町のなのはなプラザで開催される市民参加型ファッションショー「いちのせき市民モデルコレクション(イチコレ)第4回コンテスト」に向け、主催する市と、いちのせき市民活動センターは出演する市民モデルを募集している。今年は、一関の資源に基づいて衣装のコーディネートにテーマを設けており、今月22日まで申し込みを受け付ける。
イチコレは2014年から年1回開かれており、第10回の節目に当たる今年は新たな試みとして、市民モデルに三つのテーマから一つ以上を選んで衣装のコーディネートに取り入れてもらうことにした。テーマは佐藤善仁市長がくじ引きで「さといも」「せんべい」「かっぱ」に決定した。
出演できるのは先着20組で、既に7組が申し込んでいるが、「かっぱ」をテーマに選ぶ組が多い傾向にあるという。同センターは「趣向を凝らしたコーディネートをぜひ披露してほしい」とし、他二つのテーマへの挑戦も期待している。
イチコレと連動した初めての企画「イチコレSchool」が、今月9日からなのはなプラザなどで開かれる。
プロの指導を受けて衣装製作からファッションショー出演までを体験できる講座。一関市と平泉町の小学5年生から中学生までが対象で、同市ゆかりの染色作家でファッションデザイナーの二宮柊子さんらが指導する。
初日の9日はオリエンテーションを行い、27日にミシンを使って衣装のスカートまたはパンツを作る。8月12日は演出を考えながらランウエーを歩く練習をする。9月23日にリハーサルを行い、翌24日には衣装を着てイチコレに出演する。
イチコレSchoolは定員20人で、まだ若干名の空きがあり、今月5日まで参加者を募集している。イチコレ、イチコレSchoolとも申し込み、問い合わせはいちのせき市民活動センター=0191(26)6400=へ。