北上・西和賀
市長支え市勢発展を 及川副市長決意示す 北上
北上市の及川義明副市長（６７）は３日、市役所で就任式に臨み、市勢発展のため八重樫浩文市長を支える決意を示した。
課長級以上の職員約７０人が出席。八重樫市長は「やっと３役がそろった。及川副市長は（市職員時代の）旧３市町村合併前から北上、江釣子、和賀地区の事情に精通し皆さんにとっても頼れる存在。一緒に市勢発展、市民の福祉向上に努めたい」と期待した。
及川副市長は就任に当たり「４月末に就任要請があった。３月末にこの場で皆さんとお別れして一区切りをつけただけに戸惑いがあったが、諸先輩方から『八重樫市長のスタートに当たり手伝うべきだ』との助言を多くいただき、頼られるのであれば支えていかねばと承諾した」と語った。
さらに「今、北上市は成長著しいまちとして全国から評価いただいているが、さまざまな課題を抱えている。北上市職員のＤＮＡには先を見る先見性、よそでやらないことをやる独自性、やり通す胆力が備わっている。このＤＮＡをしっかり守り、皆さんと一緒に立派な北上市をつくっていきたい」と決意を述べた。
及川氏は市職員として財務部長、企画部長などを歴任し２０１３年４月に副市長就任。３期１０年間、髙橋敏彦前市長の右腕として市政運営を支え２３年３月末に退任した。
任期は１日から２７年６月末までの４年間。
