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ブナ「大凶作」、クマに注意 東北森林管理局予測【岩手】

 東北森林管理局は5日、2023年度のブナの開花状況と結実予測を発表した。結実予測では、本県を含む管内5県で「大凶作」と見込まれている。今秋の結実が少なくなった場合、ブナの実を主な食糧とするクマが人里に近い場所に出没する恐れがあるため注意を呼び掛けている。

 本県をはじめ、青森、宮城、秋田、山形の5県145カ所を対象に、目視で調査を実施した。本県の開花状況は23カ所を調査した結果、樹冠全体に多くの花が付いている「全体」はゼロ。樹冠上部に多くの花が付いている「部分」が1カ所、ごくわずかに花が付いている「一部」が7カ所、まったく花が付いていない「非開花」が15カ所だった。

 豊凶指数は0・4で、管内では秋田の0・3に次いで2番目に低かった。

 結実予測で「大凶作」と見込まれるのは19年度以来。県によると、県内のクマ出没状況は4~5月で635件に上り、人身被害は今月5日までに13件(14人)発生。6月21日には久慈市内で、同局の非常勤職員が軽傷を負っている。同局は「クマが人里に近い場に引き続き出没することが考えられる。警戒を怠らないことが重要だ」としている。

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