甲子園へ熱戦火ぶた 64校56チーム入場行進 夏の高校野球岩手大会
第105回全国高校野球選手権記念岩手大会(県高野連など主催)は7日、盛岡市のきたぎんボールパークで開幕した。前回より3チーム少ない64校56チームが出場。甲子園出場を懸けて、熱戦を繰り広げる。【8面に関連】
開会式では前回優勝の一関学院を先頭に、各チームが力強く入場行進。大会会長の瀬戸和彦県高野連会長は「一生懸命取り組んできた練習の成果を発揮し、チームの成長を感じる試合をしてほしい」と健闘を期待した。
選手を代表し、盛岡北の佐藤琉主将(3年)が「子どもたちに野球の魅力を伝えるのが私たちの使命。スポーツの感動、野球の素晴らしさを未来輝く子どもたちの心に届くよう全力でひたむきにプレーする」と宣誓した。このほか、高校生による新球場完成の記念セレモニーも行われた。
開会式後、同パークで1回戦1試合が行われ、花泉と盛岡市立が対戦。花泉は盛岡市立の投手を打ちあぐね、0―4で敗れた。
今大会から声出し応援やブラスバンド演奏が解禁され、観客の人数制限も撤廃された。第2日からは同パークと花巻市の花巻球場を会場とし、8日は1回戦6試合が行われる。
◇きたぎんボールパーク
▽1回戦
盛岡市立4―0花泉
◇きたぎんボールパーク
▽1回戦
盛岡中央―沿岸連合(9時)
水沢商―花巻農(11時40分)
大東―平舘(14時20分)
◇花巻球場
▽1回戦
釜石―水沢(9時)
宮古商工―花巻北(11時40分)
一関一―盛岡大附(14時20分)