はなしん桜の絵画コン 入賞の児童たたえる【花巻】
花巻信用金庫(漆沢俊明理事長)の第10回「はなしん児童桜の絵画コンクール」の表彰式は8日、花巻市吹張町の同信金本店で行われ、漆沢理事長が入賞した児童をたたえ、賞状と副賞を一人ひとりに手渡した。
入賞児童25人をはじめ保護者や審査委員らが出席。漆沢理事長は「素晴らしい桜の絵を描いてもらった。周りの自然を大切にして素晴らしい古里をいつまでも大事にしてほしい」と呼び掛けた。
講評した審査員の細川泰史さんは「(1・2年生の部は)桜をテーマに思い付いたことを伸び伸びと表現している。桜の木の下に自分や友達を描き入れた作品では人物の表情がどの作品も喜びにあふれている」などと評価した。同部で最優秀賞に選ばれた石鳥谷小2年藤原知生君(7)は学校で見た桜を描き、「(入賞は)うれしい。桜の花びらを大きく描くことができた」と喜んだ。
コンクールは地域の桜の絵を描くことで児童が地域資源の魅力に気付き、自然を大切にする心や郷土を愛する心を育むことを目的に実施。今回は3部門に花巻、遠野両市内の計19校から1505点の応募があり、審査会で30点が選ばれた。入賞作品を含む全作品は9日まで同市高木の銀河モール花巻に展示している。午前10時~午後7時。