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最高賞に村上さん(一関一高1年) 岩手県議会傍聴案内ポスターコン

「県議会傍聴案内ポスターデザインコンテスト」で入賞した(左から)盛合さん、村上さん、髙橋さん、佐々木さん

 若者に県議会の傍聴を呼び掛ける作品を公募した2023年度「県議会傍聴案内ポスターデザインコンテスト」の入賞作品4点が決まった。最高賞の議長賞には、県立一関一高の村上朔さん(1年)のデザインが選ばれた。入賞作品は、県議会定例会告知用ポスターとして活用される。

 県議会は、選挙権年齢の18歳以上への引き下げに伴い、若者の県議会に対する関心を高めようと、18年度から同コンテストを実施している。

 23年度は「未来のいわては ここからはじまる。行ってみようよ!県議会」をキャッチコピーに、若者に新しい気付きを与えるようなデザインを募集。県内の高校生や学生から35点が寄せられ、審査の結果、入賞作品4点が決定した。

 7日に県議会本会議場で表彰式が行われ、村上さんをはじめ、副議長賞の髙橋未希さん(県立産業技術短期大学校1年)、ともに入賞の盛合絢葉さん(県立宮古高1年)、佐々木初恵さん(県立不来方高2年)が出席。五日市王議長が一人一人に賞状と記念品を手渡した。

 最高賞の村上さんの作品は、登山をしている若者がモチーフ。大自然の中、遠くを見詰める若者の表情が印象的に描かれている。12月定例会の告知用ポスターとして活用される予定で、村上さんは「岩手の自然の豊かさと、未来に向かって登っていく様子をイメージして描いた。ポスターをきっかけに、県議会への興味を持ってもらえればうれしい」と語っていた。

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